ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「モンスターハンター ライダーズ」ヘルプの導線が画面内にあるので参照しやすい

こんにちは!ちょこです!

 

このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!

 

今回は「モンスターハンター ライダーズ」、通称「モンハンライダーズ」から、ヘルプはどのように見ることができるかについてご紹介します。

遊んでいて分からないことがあったら、なるべく分かりやすい場所に説明文があると助かりますよね。

 

該当の画面はこちらです。
この画面は「信頼度」に関する説明が書かれたダイアログです。

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信頼度画面の中に「?」ボタンがありますが、そこをタップすると信頼度の説明のダイアログが表示されます。

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こちらですね。画面中央よりやや上部、画面の右端に?ボタンがあります。

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アニメーションで見るとこんな感じです。

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ダイアログの要素を確認するとまず目に留まるのは

贈り物で信頼度UP!

の文言です。

「信頼度とは何か?」
「信頼度が高まるとどういったメリットがあるのか?」

という内容よりも

「ユーザーに何をしてほしいのか」を簡潔に伝えています。
このメッセージを見たユーザーは「贈り物をすればいいんだな」と理解します。

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その下には、より詳細な説明文が書かれています。

ライダーへの贈り物やライダーへの想いを
プレゼントすることで信頼度がアップします。

信頼度がアップすると、ライダーとの会話の種類が増えたり、
そのライダーのパラメータが上昇します。

ライダーへの贈り物を入手したら、お気に入りのライダーにプレゼントしてみましょう。

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この説明文の要素を整理すると以下の3つに分けられそうです。

  1. 信頼度をアップする方法
  2. 信頼度がアップするメリット
  3. ユーザーの行動を促すメッセージ

最後にユーザーの行動を促すメッセージで締められているのが良いですね。
「ユーザーに考えさせない」という意思が感じられます。

 

このように画面内に機能に関するヘルプの導線を用意することについてですが、ヤコブ・ニールセン氏の「一般的な経験則に基づいたUI設計の10個の原則」の中に参考になりそうな原則があります。

 

ヘルプやマニュアルを用意する

UI設計のユーザビリティヒューリスティック | UX TIMES

 

これを考慮するならば、ヘルプがあることはこの原則に則っていることだと考えられます。

では、画面内に導線を設置することについてはどのように解釈するのが良いのか考えてみました。

ゲシュタルトの原則」の中の「近接」のルールに照らし合わせるのであれば、カテゴリが同じ情報を近くにまとめることは理に適っているようにも見えます。

ただ、「ゲシュタルトの原則」は見た目に関する話なので、情報のカテゴライズに適用させるのが適切なのかは十分に理解できていません。

どちらかというと情報設計の視点から判断するのが適切のようにも思えるのですが…、自分の勉強不足ですね…。ちょっと分からず。今後の課題として認識しておきたいと思います。

 

別の考え方として、ヘルプ画面のような場所にまとめる考え方もできます。
ただ、「モンスターハンター ライダーズ」の場合は、ユーザーが知りたいのは今であって、わざわざヘルプ画面まで遷移させるのは手数がかけてしまう手法です。
手数をかかるに対してストレスに感じるユーザーもいる、と考えると画面内に配置する方が良い、と判断されたのかもしれません。

画面の解像度が大きくなってきたせいか、情報のまとめ方に変化が出てきたのか、ここ数年はこのようなまとめ方が主流になって来ているように感じます。

 

この考え方に反論するのであれば、ヘルプを何度も見返さないので常に画面に表示する必要は無く、導線としては優先度が低いとも考えられます。

本来この画面でユーザーが行うことに対して、より迷わせないようにするためにも表示する情報は出来る限り最適化を図る方が良いのではないか、と言う考え方もできそうです。

考え方はいろいろあり、何が絶対的に正しいということはありません。
予め何を優先してデザインをするのか、優先順位を決めておくと判断しやすいのかもしれません。

 

以上です。
ヘルプやマニュアルを見返すための導線をどこに配置するかの参考になれば幸いです。

 

このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。

他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。

 


権利者さまへ

 

以下はコンテンツ利用に関する認識の説明です。

モンスターハンター ライダーズ」のガイドラインを確認したところ、権利者のカプコン公式HPにて、SNSやwebサイトへのゲーム画像の投稿は許諾されている旨の記載がありました。

 

カプコンのゲームの画像を動画サイトやSNS・個人サイト等に掲載してもいいですか? (著作物に関するQ&A) | 株式会社カプコン : サポート

 

主な参照箇所を抜粋します。

ご自身で撮影されたゲーム映像のスクリーンショットに関しては、動画投稿のガイドラインカプコン動画ガイドライン)に沿った内容であれば、使用していただくことが可能です。

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以下は上記のQ&Aにて示されているリンク先の画面のキャプチャです。

カプコン動画ガイドライン(個人向け) | CAPCOM

主な参照箇所を抜粋します。

【投稿できるもの】

  • PCのキャプチャーボード・PCソフト(Steamクライアントを除く)など、ゲーム機やゲームの機能以外を使用する場合は、「ご自身がプレイした映像を編集する」「ご自身のコメントを付ける」など、ゲーム映像に独自の付加価値を付けたもの

【投稿できないものの主な例】

4:タイトル個別でガイドラインを設けているタイトルはありますか?

現時点では、ございません。

 

10:ガイドラインの対象になるゲームソフトは何ですか?

機種にかかわらず、カプコンから発売されているゲームソフト(ゲームアプリも含む)全てが対象です。

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