こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!
今回は「この悪い子猫ちゃんめ!」、通称「わるこね」における非推奨端末でゲームを開始する際の事前アラート表示をご紹介します。
このデザインにより、以下の特徴があるように感じました。
- この端末だとちゃんと遊べない可能性を事前に伝えている
- 情報を能動的に伝えている
該当の画面はこちらです。
©2021 xeen Inc.
この端末は推奨されていない端末となっています。
適切なプレイが出来ない恐れがあります。
プレイを続けますか?
©2021 xeen Inc.
この端末だとちゃんと遊べない可能性を事前に伝えている
ユーザーにとってゲームがプレイできない状況というのはかなり大きなストレスです。
そのため、この端末ではゲームがちゃんとプレイできない、という事実はユーザーにとって重要な情報であると考えられます。
事前に適切にプレイできない可能性があることを伝えることで、ユーザーと認識を合わせ了承を得るように試みています。
そのため、仮に適切なプレイができなかったとしてもユーザーは原因が分かっているため、ストレスを抑えることに繋がっていると感じます。
ちなみに文中では「適切なプレイが出来ない恐れ」と記載されていますが、具体的な内容についてはここでは定義されていません。
少なくとも自分の端末では以下の現象を確認しました。
- ゲームが落ちる
- ゲームが進行しない
- 読み込みに時間がかかる
情報を能動的に伝えている
情報をどのように伝えるのかによってユーザーの印象も変わるかと思います。
ユーザーにとって不利益を与える情報を能動的に伝えることで、ユーザーは不利益を回避する選択肢が与えられています。
例えば、今回の場合は「端末を変更する」という選択肢が考えられます。
情報は一方的に与えるだけではなく、正しく伝達されてこそであるため、このように能動的に情報を伝えることは重要な情報設計かと考えます。
ちなみに、情報が表示されるタイミングとしては、
タイトル画面をタップした直後、ユーザーアカウントを生成する前に表示されています。
仮にユーザーアカウントを作成した後に、ユーザーにとって不都合な情報を伝えてしまうと騙し討ちにあったような不信感を覚えてしまう可能性があります。
適切な表示タイミングかと考えます。
©2021 xeen Inc.
まとめ
まとめると「この悪い子猫ちゃんめ!」の非推奨端末でゲームを開始する際の事前アラート表示について感じたことは以下の2点です。
- この端末だとちゃんと遊べない可能性を事前に伝えている(エラーの事前告知)
- 情報を能動的に伝えている(損失回避)
他にも気付いた点があれば、コメント欄にて教えていただけると嬉しいです。
以上です。
ユーザーにとって不利益を与える可能性がある情報を伝える際の参考になれば幸いです
このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。
他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。
権利者さまへ
以下はコンテンツ利用に関する認識の説明です。
「この悪い子猫ちゃんめ!」のガイドラインを確認したところ、権利者の株式会社ジーンの公式HPにて、SNSやwebサイトへのゲーム画像の投稿は許諾されている旨の記載がありました。
コンテンツ利用ガイドライン | この悪い子猫ちゃんめ!(わるこね)
主な参照箇所を抜粋します。
素材の使用について
< 画像について >本サービス内で使用されている画像(スクリーンショットを含む)については、WebサイトやSNSへ投稿いただいても構いません。 また、非営利目的の場合に限り、本サービスを題材としたWebサイトをご制作いただいても構いません。画像のリサイズや編集、加工も認めます。ただし、本サービス内で使用されている画像を利用される場合は、各々の画面の一部、もしくは下部に、必ず以下のコピーライトを明記してください。
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