こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!
今回は「&0(アンドゼロ)」、(以下、アンゼロ)のキャラクターのフィルタに顔グラフィックがあるデザインを紹介します。
フィルタにグラフィックがあるタイプ
「アンゼロ」では一部キャラクターを選択する際に、名前だけではなく顔グラフィックを表示されることでより分かりやすいデザインが採用されていました。
ゲームを開始した直後だと、顔はなんとなく覚えていても名前は憶えていない可能性があり、ユーザーに親切なデザインだと感じました。
デフォルメして特徴を際立たせるデザイン
顔グラフィックをよく見ると、等身が高く細かい描かれたグラフィックではなく、小さくても特徴が分かりやすいデフォルメさせたグラフィックが採用されています。
デフォルメの特徴として描かれているのは以下の3点でしょうか。
- 髪型
- 表情
- 目の色
肌の色も微妙に違いを出しているように見えまずが、瞬間的に判別するのは難しい程度の違いでしょうか。キャラ同士を比較して微妙に濃淡が分かる程度の差であるように感じます。
当然と感じるかもしれませんが、描かれている構図は顔がはっきりと分かるように正面から描かれているのも特徴の一つです。
これらの要素の積み重ねで直感的な分かりやすさに貢献しているように感じました。
ユニバーサルデザインの観点から見ても有効なのでは
顔グラフィックがあることで文字が読めないユーザーにもアプローチできている点にも注目したいと思います。
ここで言う文字が読めないユーザーとは、例えば若年層のユーザーや日本語学習者が考えられます。
また、そういったペルソナに当てはまらないユーザーであっても、顔グラフィックがあることで名前が読めないキャラの補助、という役割も果たしていると考えます。
例えばこのキャラクターは「聖騎士」と書いて「ないと」と読ませています。
これは日本語の習熟度の問題ではなく、「アンゼロ」をプレイしているかどうかの問題です。
もちろん読み方が分からなくても名前の字面だけで判断はできますが、仮に名前だけの表示であった場合、読めないというストレスは感じます。
ユーザーがキャラクターを判断する際に、顔グラフィックをメインの情報として扱い、名前は補足的な情報として位置づけることで、名前が読めないストレスを抑えることにも繋がると推測します。
顔グラフィックがあることで、このように多様なユーザーをカバーすることにも繋がっているのではないかと感じました。
以上です。
キャラクターのフィルタをデザインする際の参考になれば幸いです。
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