こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!
今回は「アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism」(以下「シャニソン」)から会話パートのスキップ機能をご紹介します。ほとんどのソシャゲには会話シーンをスキップする機能があるので今更かもしれませんが、ちょっと変わっていたので事例として紹介します。
以下、概要です。
画面長押しで会話スキップ
「シャニソン」ではプロデュースなどの会話イベント中、画面長押しで会話をスキップできます。
アニメーションで見るとこんな感じです。
操作していないとちょっと気付きにくいかもしれませんが、画面左上に「スキップ」と書かれたリングゲージが表示されているのが分かりますでしょうか。
このゲージが満タンになると会話シーンがスキップされます。
ゲージの中央にスキップと書かれているのは指に被らないから
リングゲージの中央にスキップと書かれている、と簡単に触れましたが、ソシャゲではあまり見たことがないデザインだと感じました。
最初は挙動が推測しにくいため「スキップ」と書かれているのかと思ったのですが、そもそもゲージが指に被らない位置に表示されているからこそ、文字を表示することができるわけです。
となると、文字の表示を優先させたのか、リングゲージの表示位置を優先させたのか…。答えは分かりませんが、いずれにしろスマホで遊べるソシャゲではリングゲージと文字の組み合わせは珍しいと感じました。
デザインを考える際のバリエーションの参考までに。
どれくらい長押しすれば良いのか分かる
このブログでは以前にも紹介していますが、リングゲージの特徴にも改めて触れておきます。
長押しの操作とリングゲージのUIを組み合わせることで、以下のようなメリットが考えられます。
- 長押ししている状態であると分かる
- あとどれくらい押せば良いのか分かる
仮に長押し中にリングゲージが表示されていなかったら、ユーザーからは急にイベントが終了したように見えるため、混乱するかと思います。
倍速やオートは無い
「シャニソン」の会話シーンを見ていて意外に感じたのは、会話シーンでよくあるオート再生や倍速再生が見当らなかったことです。
メニューを開くと、上から順に「スキップ」「会話ログ」「UIの非表示」の3つのボタンが並んでいます。
アイドルたちのやりとりの概要を把握する意味では倍速の需要もあり得ると思いますが、「シャニソン」の場合はスキップのみに絞っています。
何を表示するかは画面の目的や情報の優先度次第なところもあります。
また、「シャニソン」は判断することが多いゲームでもあるため、表示するボタンを減らしユーザーが何かを判断するコストを少しでも抑えたかったのかもしれません。
あるいは機能を制限することで、メインコンテンツに見えないようにする、とかもあるのかな…。なんにせよ意外だと感じたので紹介しました。
以上です。
会話シーンのスキップ機能をデザインする際の参考になれば幸いです。
このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。
他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。
権利者さまへ
以下はコンテンツ利用に関する認識の説明です。
「アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism」のガイドラインを確認したところ、以下の記載がありました。
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