こんにちは、ちょこです。
「アークナイツ」の会話シーンのUIが気になったので、特徴を書いてみます。
1:ログが見れない
超意外…!なんでこの機能がないんだろう…。
ここまで会話シーンが凝られていてログが見れないゲームってちょっと記憶にないです。
意図的な仕様だと思いますが、ログ機能を「実装しない」という選択が良い、とされる理由って何だろう…。
ちょっとタップしすぎちゃった、という時に遡れないとストレスに感じてしまうんですよね…。そう感じる頻度はそれほど多くもないけど。
肯定するのであれは、ログが見れないとわかったら、ユーザーはテキストに集中する、って結果でもあるのかな。日常会話やテレビ番組なんかは当たり前ですがログが見れません。
なので、ログが見れないことにより安易なタップがなくなり、シナリオを読むことに集中する、的な…。
余程シナリオに自信がないとできないことです。
2:UIの非表示がない
UIパーツの非表示機能がないのも意外でした。
個人的には無用な機能だと思っているので、機能がなくてもストレスは感じません。
しかし、ある程度一般的な機能にはなっているのでついつい実装されがちです。
「この画面では文字を読め!」という開発からのメッセージが伝わってくるようでもあります。
3:顔とキャラの位置が離れている
最後に、キャラとテキストの位置が離れているように見えたのが気になりました。
▲テキストとキャラの顔が離れており同時に見づらい
2Dですので、キャラの表情やポーズが派手に変化するような実装ではないのですが、表情の機微が読み取りづらいのは気になりました。
おそらくパソコンでプレイする分には気になりづらいのですが、スマホでプレイすると気になりやすい箇所なのかもしれません。
というのもスマホだと視界全体に入るスマホの画面の面積が狭いです。
狭い範囲の中にたくさんの情報があり、必然的に文字のサイズも小さく表示されます。
結果的にテキストを注視することになり、キャラクターの表情を行ったり来たりすることが難しいデザインになっているのではないかな、と思います。
参考に他の2Dの会話シーンを見てみます。
▲リボハチはこれくらい
▲城プロ
ん~、これを見ると単にキャラの顔のサイズが他と比べて小さく、周辺視野で表情の変化に気付けない…とかなのかも。
この辺はキャラクターのサイズやテキストの位置によって印象が変わりそう。
以上、
- ログ機能が無い
- UIの非表示機能が無い
- キャラとテキストの距離が離れている
という点が気になりました。
とはいえ、これらは恐らく世界観への没入のためのデザインだと推測できるので、中々尖がったデザインであるなぁ、とも感じました。
世界観への没入に拘るゲームを作りたい、と言う方は参考にしてみても良いのではないかな、と思いました。