こんにちは!ちょこです!
「ドラゴンクエストウォーク(ドラクエウォーク)」のパスのグラフィックにこだわりが見て取れたので紹介します!
QRコードの中にスライムが…!
カードの番号は初代ドラクエの発売日の1986年5月27日が由来です…!
▲「527 1986」
IPモノなのでこういうファンサービスは嬉しい気持ちになりますね!
先日紹介した「UX原論」にあてて分析すると、主観的利用品質の中に含まれる要素が関係しそうです。
ショップにQRコードを表示するケースはあります。
▲「アズールレーン」のショップ画面
▲「購入ボタン」にQRコードが意匠されています
「アズールレーン」のようにリアルに寄せるのもアリですが、IPならではのデザインを施すのもファンサービスを作り上げるという視点で見ると良いデザインだと感じます。
余談ですが、数字の左の文字列はなんだろう、と思って調べてみました。
どうやらアストルティア文字で書かれており「はじまりのひ」と読めることが分かりました。
アストルティア文字風フォント配布サイト|DQ10関連リーサ制作物
超良いですね!!
通常、ゲームをプレイしているユーザーでこんなところを読む人は多くありません。
しかし、読まれない、一見して読めないからといって、手を抜かず、IPやユーザーに敬意を払う開発者の姿勢が伺えます。
▲画面単体でみても文字が占める情報量としては僅か。
こういった丁寧な作り込みのひとつひとつがゲームの完成度、クオリティにつながるのだな、と感じます。
時々、読めないからといって適当に文字を並べる開発者がおり、何年か前にも話題になりました。
同じコストを割くのであれば、適当ではなくユーザーが発見した時に嬉しい気持ちになるようなデザインにコストを割く方が生産的だと考えます。
独自の文字をデザインするのもコストがかかります。なので、独自の文字が用意されている作品はそう多くはありません。
もし、独自の文字がデザインされているコンテンツに携わる機会があったら、ぜひ今回の「DQウォーク」の作り込みを思い出して欲しいです。
ユーザーを楽しい気持ちにする遊び心のあるデザインを心掛けることはゲーム開発者としての姿勢の一つなのかな、と感じました。
動画・生放送・画像投稿に関するガイドライン | SQUARE ENIX
このページで利用している株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像の転載・配布は禁止いたします。
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.