ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「ブラックスター -Theater Starless-」シリアルコードではなくミニゲーム扱いにしている。世界観に寄せた名称だと感じた

こんにちは、ちょこです!

 

今回は「ブラックスター -Theater Starless-」、通称「ブラスタ」で機能の名前を付ける際に、システムではなくゲームの世界観に寄せた部分を紹介します。

ブラックスターのタイトル画面です。暗い背景の中にゲームのキャラクターが5人。その手前にゲームタイトルが浮き上がっています。kyらクターたちはモノトーンで描かれ、瞳だけ妖しく光っています

 

該当の画面としてはこちらの「ミニゲーム」の画面です。

ブラックスターのミニゲーム画面です。4つ項目が縦に並んでいます。上から、スタンプラリー、あきらの質問、ケイの質問、リンドウの質問の順で並んでいます

ミニゲームの中の項目には以下がありました。

  • スタンプラリー
  • 晶の質問
  • ケイの質問
  • リンドウの質問


中を見てみると、機能としてはいわゆるギフトコード、シリアルコードというものに当たります。

ブラックスターのミニゲーム画面の先に進んだ画面です。スタンプラリーのキーワード入力が求められるダイアログが表示されています。
ただしいキーワードが入力された場合、報酬が得られます

ここに特定の文字列を入力すると報酬が貰える仕組みです。
雑誌などの付録に付いたり、twitterでアナウンスされたりします。

大体はパスワードの様な特定されにくいランダムな文字列であることが多いです。

 

その上で「ブラックスター -Theater Starless-」の場合は「合言葉」というアプローチを取っています。

 

丁度、ドラゴンクエストで「パスワード」を「ふっかつのじゅもん」に置き換えたような手法でしょうか。

 

最近「UXライティング」といった言葉が聞かれるようになりました。

 

それがゲームにおいてどういったものかはまだ分からないのですが、ゲームは時にシステム寄りになってしまう部分があります。
例えば、お知らせやオプションなど、どうしてもゲームの世界の外側に存在するシステムもあります。

そういったわけで、ある程度システムにならざるを得ない機能もあるとは思うのですが、ゲームへの没入感を考えるとシステム寄りの用語はゲーム内の言葉に置き換えられないか積極的に考えたいところではあります。

 

以上です。

「ブラックスター -Theater Starless-」にてシステムではなくゲームの世界観を意識した言葉を選んでいる様子が伺えたので紹介しました。

ユーザーに理解されることも大事な目的なので、あまり拘っても仕方がない部分ではありますが、小さなところからコツコツと世界観に寄せていくと、ゲームの魅力も増すのかな、と思いました。

一通り機能を入れてみて、機能や言葉の使い方を見直す際の参考になればと思います。