ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「食物語」中国のアプリを日本語ローカライズする際のルビの対応事例

こんにちは!ちょこです!

 

「食物語」の特徴の一つに難読漢字が多いことが挙げられます。

例えばキャラクターの名前です。

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ほとんど中国読みなので分かんないです。
中華料理好きな人なら分かるのかな…?

 

ああああああああ

 


 

 

アドベンチャーパートにはルビが振られている部分もありますが、話者名のみです。

文中にはルビは振られていません。

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こんな感じで「話者名」のみルビが振られています。

ああああああああ

 

そこでホーム画面に「読み方辞典」なるものが用意されてるんです。

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拡大するとこちらです。

ああああああああ

 

情報の階層としては「設定」とか「ヘルプ」といった奥の方にあるイメージだったのですが、結構上層にありますね…。

ヘルプ的なものが上層にある設計って、そもそもの利便性が良くないのではないか、という気がしないでもないけど、オリジナルが中国版なので、ルビを入れる考え自体がなかったのかもしれません。

 

そういう意味では苦肉なのかな…。

 

さて、こちらの「読み方辞典」をタップすると外部サイトに飛びます。 

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サイトはPCからでも閲覧できます。 

game.bilibili.co.jp

 

 

このようにゲーム内の難読漢字をwebで確認できるようになっています。

ああああああああ

 

自分の主観だと、こういった実装を検討する際、webビューは使うものの、ブラウザを使って外部サイトに飛ばしたりはしないかな…。

意図としてはアプリから離脱してしまうとゲームの没入感がリセットされてしまうので、それを嫌います。

 

とはいえ、このように外部サイトに飛ばす実装もあるので、選択肢のひとつにしても良いのかもしれません。

 

ゲーム内でルビを表示したいが、表示領域や範囲が確保できない場合、このようにwebサイトを利用することもあります。

 

以上です。

「読み方辞典」はあまり見ない実装ですが、今後中国のゲームを日本語にローカライズするケースは増えてくるかと思います。

その際のルビの表示の実装対応の参考までに。