こんにちは!ちょこです!
「食物語」でスクリーンショットを撮ると、Twitterの投稿を促す導線が表示されます。
以下が該当の画面です。スクショを撮った直後の状態です。
分かりますでしょうか?
こんな感じで画面下部に「スクショを撮りました!友達にシェアしましょう!」という訴求文と共にTwitterへの導線があります。
これにより、SNSに拡散する動機を想起させる設計になっています。
しかし同時にアプリから離脱する導線設計にもなっています。
アプリの離脱は一般的にはデメリットですが、拡散という意味ではメリットがあります。
ですので、もしこの機能の実装を検討する際は、目的を定めて事前にテストすることがとても重要になってくるのかな、と考えます。
シンプルな話、拡散が主目的であり、この機能によって数字が伸びれば良いと思います。
もし仮に、この機能の実装とユーザーがプレイする時間が短くなるといった因果関係が認められれば、それが許容される程度なのか、といった軸で検討すると良いのかと思います。
ちなみに「なぜこういった機能がアプリに実装されているのか?」という点ですが、以下のブログで考察されていました。
こちらのブログによると…
中国のアプリにはユーザーのスクリーンショットを検知してユーザーが次に起こしそうな行動を表示する機能があったりするのですが、、
…と、あります。ですので…
- ゲーム以外にもこの機能が実装されているアプリがある
- 中国のユーザーの中にメンタルモデルとして構築されている可能性がある
という感じでゲームにも実装されたのかもしれません。
日本のゲームにもシェアボタンはありますが、スクショを撮った直後にシェアを促す機能はまだ少ないです。
日本では馴染みが薄いかもしれませんが、今後ユーザーの中でメンタルモデルが構築されていくと、標準的な機能として認知されるかもしれません。
以上です。
スクショを撮影した際の挙動や、ユーザーのメンタルモデルを考慮したデザインをする際の参考になれば幸いです。