こんにちは、ちょこです。
「タイポさんぽ改:路上の文字観察」を購入しました。
どういった方に参考になるか紹介します。
書籍の紹介文は以下のようになっています。
街角の文字をたのしく読み解く
珠玉のデザインエッセイにして、手描き文字デザイン再評価のターニングポイントとなった名著「タイポさんぽ」がパワーアップして帰ってきた!
昭和期の看板,ローカルな商品のロゴ,手書きの貼り紙,道路や壁の文字の痕跡……。
街を歩けばコンピュータのフォントにはない独特の手ざわりをもった文字たちがそこかしこに息づいている。有名無名のデザイナーや市井の人々の手仕事によって生み出され、風雪に耐えてきた文字たち。
著者はこれら路上の文字たちにまなざしをそそぎ、その豊かな可能性をユーモアとウィットにのせて現代へと橋渡す。日本各地でみずから採取した、懐かしくも新しい路上の文字を厳選して多数紹介。
見て面白く、読んで楽しい文字コレクション!■目次
6字の名号
名古屋牛乳のんでるの
情念の味わいタイポ
ラッキーやハッピー
宇宙的表味文字
牧歌的ブランディング
制限から生まれる味わい
夢見がち微熱気味
讃州写実派
本の中身としては…、
街で見かけた独特の書体、手書きのタイポグラフィの見本集
かなと思います。
ただ写真を羅列するのではなく、著者のコメントも添えられているので、
- どのように書体を捉えて良いのか分からない方
- デザインを言語化するのが苦手な方
そういった方の助けになるかもしれません。
この書籍はゲームUIデザイナーの業務に直接関りがあるようなものではないのですが
最近のロゴにはない味わいが感じられるので、
少しレトロ調なロゴをデザインする際の参考になるかもしれません。
「タイポさんぽ改」で紹介されているようなレトロな書体は街から姿を消してきています。
そういった作品を集めて1冊の書籍にするのは貴重な文化資料だとも考えられます。
興味のある方は取り扱いが無くなる前にぜひ!