ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「ブルーアーカイブ」ユニバーサルデザインの観点から、アドベンチャーパート中の効果音を文字化する事例の紹介

こんにちは、ちょこです。

 

「ブルーアーカイブ」のアドベンチャーパートで効果音が文字化されている場面がありました。

今回は劇中の効果音を文字化することによるメリットを紹介します!

 

該当の画面はこちらです。

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「ゴゴゴゴゴゴゴー」って書いてありますね。

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以前(「ラストエピック」効果音を文字起こしする意味と、ユニバーサルデザインの話)にも記事にしたのですが、効果音を文字化することによって、

 

  • 音を消してプレイしている方
  • 耳が不自由な方

 

など、効果音が聞こえない環境や身体的な制限がある場合へのアプローチが可能です。

 

効果音が文字化されていると、具体的な音の情報だけではなく、どういった音が鳴っているのか想像する余地があるのも良い点だと考えます。

 

 

ただ、だからといってすべての効果音を文字化することはできません
ある程度の優先度をつけて文字化をする必要があると考えます。

 

では、優先的に文字化する音はどういった音であるかについてですが、状況や場面の説明に必要な効果音は文字化しやすそうではあります。

 

文字化した音だけが情報として分断されるためか、その部分だけが非常に強調されて浮き上がります

 

例えば爆発音。

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あるいは銃声など。

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大きな音を文字化すれば良いというわけではなく、演出上強調したい効果音を文字化すると、状況説明や心理描写などがしやすくなるのかもしれません。

 

 

以上です。

会話文の中身をUIデザイナーが決めることはないのですが、ユニバーサルデザインの観点で紹介してみました。

ユニバーサルデザインを意識するきっかけになれば幸いです。