ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「魔界戦記ディスガイアRPG」あやしげな演出を盛り上げる、遊び心のある映像表現

こんにちは!ちょこです!

 

このブログでは「ゲームのUIを見てみよう!」というテーマでゲームを紹介しています。少しでもゲームのUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。

 

今回は「魔界戦記ディスガイアRPG」からキャラクターの転生演出を紹介いたします。

 

該当の画面と演出はこちらです! 

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このように転生演出の間に静止画が挿入されるデザインが特徴的です。

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また、静止画では伝わりませんが、
この演出の最中にはドリルなどの機械的なSEやキャラクターの絶叫を模したようなSEが流れています。

このキャラクターが持っている機械類の駆動音をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

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背景は全体的に怪しい雰囲気です。
大きな石造りの一室で、窓が無く薄暗い地下室のような場所です。

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演出の流れをもう少し詳しく見てみます。
まず最初に、いかにも怪しい改造手術が行われるような場面が表示されます。

  • 何に使うのか分からない器具のある部屋
  • 怪しい雰囲気の医師
  • 物騒な器具

 

そしてその後に

  • 背景で流れる物々しいSE
  • 綺麗な背景
  • 「恐れ入りますがしばらくそのままでお待ちください」と丁寧なメッセージ

というSEと静止画が挿入されています。

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日本国内のTV放送では、画面に表示されている映像が、機器の故障やガイドラインに抵触するような映像であった場合、その部分を放送しても問題のない映像に差し替えるケースがあります。

 

 

怪しい雰囲気の画面と物騒なSEから、
画面の向こうでは表示できないようなことが起きていると想像します。

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もちろん実際にはそんなことは無いと思いますが、「魔界戦記ディスガイアRPG」はメタ的であたりコメディ調の世界観です。

怪しげな雰囲気を盛り上げるためにギャグ要素として表示していると推測します。

 

 

 

 

以上です。

今回紹介した演出はUIデザインとして見た場合には世界観の表現、意匠性に関わる部分と見ることが出来るのかもしれませんが、もう少し広く捉えるならば「遊び心の提供」と見ることが出来ます。

 

魔界戦記ディスガイアRPG」の転生演出のように、演出の途中で演出とはまったく関係のない静止画を挿入するデザインはかなり稀です。

 

取り入れられる機会は限られるかもしれませんが、デザインの幅を増やす意味では把握しておいた方が良いのかもしれません。