ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「妖怪ウォッチぷにぷに」セーブデータを削除する際には合言葉が必要。致命的に破壊的な操作を実行する時にはこれくらいの慎重さが必要なのか。

こんにちは、ちょこです。

 

妖怪ウォッチぷにぷに」のセーブデータを削除する時の手順が複雑で、キャラクターコードと呼ばれている特定の文字列が必要でした。

 

キャラクターコードを入力するためには以下の手順が必要です。

  1. 一度削除したいセーブデータでゲームを開始
  2. プロフィールからキャラクターコードを確認
  3. この画面に戻ってきて入力

 

このように、おおよそ直感的には分からない実装になっています。
難しい言葉や、文字を多くすることによって更に直感的な複雑さを演出しています。

 

該当の画面はこちらです。

妖怪ウォッチぷにぷにのキャラクターコード入力するためのダイアログです

 

こちらの部分ですね。

このセーブデータのキャラクターコードを入力して下さい

と表示されています。

キャラクターコードを入力するフィールドです

 

 

先日の「妖怪ウォッチゲラポリズム」は固定文字列で、さくじょ、と入力させていましたが更に手が込んでいます。 

妖怪ウォッチゲラポリズムのセーブデータ削除のダイアログです

 

「さくじょ」とひらがな4文字で
入力してください。

セーブデータ削除のダイアログの注意文言です

 

今回の実装は多くの未就学児が対応できないレベルなので、よりリテラシーが求められている実装になっていました。

 

 

ちなみに文字列を入力させる実装は、大三国志でも見られました。 

大三国志の拠点の場所を移動してやり直すときのダイアログです。ランダムに並んだ文字列の中からYESの文字列を選ぶ方法です

 これは「拠点の場所を移動してやり直す」という時に、実行確認として入力を求められるものでした。

 

ゲーム削除も拠点移動も取り返しがつかない破壊的な操作なので、実行の確認をするのは当然ですが、文字列入力をすることによって誤操作の防止や、ユーザーが十分に理解したうえでの操作を行った、とユーザーと開発者の間で合意を得るようなデザインなのかな、と思いました。

 

かなりイレギュラーですが、致命的に破壊的な操作をする際には実装を検討するのもアリかな、と思いました。