ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「プラネット・コマンダー」文字は読めるサイズにしてほしい

こんにちは!ちょこです!

 

「プラネット・コマンダー」でめちゃくちゃ小さい文字があったので、アンチパターンとして紹介します。

 

該当の文字があったのはこちらの画面です。

f:id:appgameui:20201116003144p:image

 

 

分かりやすくトリミングすると、この箇所です。

ああああああああ

 

うぅ…視力検査の文字みたいなサイズです…。

 

頑張って読んでみると「戦闘への参加やダメージのXXを行って、シーズンランキングを上げましょう!」と読めなくもないですが…どうだろう…。

 

自然と読める人はまず居ないんじゃなかろうか…。

 

 

 

ローカライズすると想定以上の文字数になることがあります。

翻訳する言語にもよりますが、こういった文章が表示されるような場所は2倍程度の文字数が入るようにデザインしておくと良いと考えています。

 

www.attend.jp

 

英語・ドイツ語・イタリア語・フランス語では日本語の1.3~2倍程度の文字数になっていますね。
このように文字量に差があると、WEBサイトのデザインにも影響があります。一文字といえども増えてくると途端にデザインが崩れてしまう事もあります。

 

 

この辺りは大型タイトルでも微調整が行われている箇所のようです。

 

www.famitsu.com

 

 また、UIのデザインも頭を悩ませる要因になった。同じ文章でも言語毎に文字数や単語数が異なるので、日本語では表示領域にぴったり収まっていても、ドイツ語版ではめちゃめちゃはみ出してしまう……なんて事態が起こってしまうからだ。

 同様の問題は会話メッセージでも発生する。こちらに関しては、ローカライズ担当と相談しながら、シチュエーションごとに字幕の仕様をひとつひとつ調整していった。なので、一見同じ大きさに見える字幕の表示領域だが、戦闘中、イベント中、NPCとの会話などですべて異なっているのだそう。

 

エンジニアの苦労が偲ばれます…

 

 

以上です。

どの程度多言語対応をするのかは、そのプロジェクト次第ではありますが、多言語対応をするのは珍しくありません。

どの言語でも、ユーザーが快適にプレイできるように心掛けてデザインする必要があります。

 

文字は情報を正しく伝えるための大切な手段のひとつです。

母国語以外の言語でも、きちんと表示されているかどうか、ある程度担保してデザインする必要があります。

 

 

母国語以外のチェックは疎かになりがちなので、改めて注意したいと思いました。