こんにちは、ちょこです!
「ファイナルギア」のバトル中の会話UIがコクピットで通信してる様子を表現していました!
没入感や演出の参考になると感じたので紹介します。
該当の画面はこちらです!
バトル中に会話イベントが発生すると、左上に(イベントによっては右上にも)話者のグラフィックとセリフが表示されます。
動きで見るとこんな感じです!
こんな感じでキャラクターが表示される時のエフェクトが凝っています。
細かい部分ですが、こういった表現があると世界観が伝えやすくなったり、ゲームへの没入感を高めることができます。
以上は演出を作り込むことによって、世界観への没入感も高められるという話ですが、
演出を除いたデザインの利便性についても紹介します。
大きく以下の2点が挙げられます。
- 前後のセリフが残ることにより、多少の文字を読み飛ばした時でもログを追うことができる
- 背景に場面も表示されるので、キャラクター同士の演技を行うことにより、テキストを読み飛ばしても状況の理解を助けることができる
1:前後のセリフが残ることにより、多少の文字を読み飛ばした時でもログを追うことができる
ログが画面内にあることにより、集中して読まなくても視界に入るだけで短期記憶の助けにはなります。
あるいは、覚えていなくても、台詞を見返すだけで思い出すキッカケになるなど。
2:背景に場面も表示されるので、キャラクター同士の演技を行うことにより、テキストを読み飛ばしても状況の理解を助けることができる
セリフだけではなく、キャラクターの演技もあると情景が分かりやすく伝わります。
これはリソースの都合で3Dだと取り入れやすいのですが、2Dメインのゲームだと取り入れづらいかも…。
「ファイナルギア」の場合は、バトル中のアニメーションやカメラを利用することによってその点を補っている部分があります。
バトル以外の会話パートも実装されているので、場面に合わせて上手く使い分けされています。
以上です。
整理して書くと「ファイナルギア」のバトル中の会話シーンで参考になりそうな箇所は…、
- エフェクトや演出を凝ると世界観が伝えやすくなったり、ゲームへの没入感を高めることができる
- 前後のセリフが残ることにより、多少の文字を読み飛ばした時でもログを追うことができる
- 背景に場面も表示されるので、キャラクター同士の演技を行うことにより、テキストを読み飛ばしても状況の理解を助けることができる
などであると考えます。
多くのゲームで会話パートは実装を求められます。
その際の表現の参考になれば幸いです。