こんにちは、ちょこです。
「Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories(リゼロス)」のADVパートで選択肢を選ぶ場面があるのですが、左右にスワイプして選択肢を選ぶデザインになっていました。
ソシャゲではあまり見ないデザインだったので、事例として紹介します。
以下が該当の画面です。
挙動としてはこんな感じになります。
背景が部分的にトリミングされたり、キャラクターが選んだ選択肢の方を向くのが細かい作り込みだと感じました。
タップして選択肢を選ぶUIと比較すると
- 手数が増えているため利便性としてはマイナスである
- 選択肢に表示される文字数が短くなる
- 三択以上には対応できない
など、制限もあります。
「Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories(リゼロス)」はストーリーを何度も周回して、色んな選択を楽しむゲームです。
同じようなシステムのゲームに「永遠の七日」があります。
「永遠の七日」の場合は選ばれた選択肢毎の割合が表示される実装になっていました。
「Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories(リゼロス)」の場合、
選択肢を選ぶ利便性よりも、選択することに重みを置いているような印象を受けます。
関係する心理効果としては「単純接触効果」が近いのかもしれません。
通常よりも選択肢を選ぶ際に時間がかかるため、キャラクターと接する時間が増えます。選択肢について考える時間も比例して増えるので、タップで選択するUIと比較すると、キャラクターに対して好ましいと感じたり、コンテンツに対して愛着を持つことを意図したのかもしれません。
以上です。
恐らく感覚的なデザインで意思決定したのだとは思いますが、面白いデザインだと感じたので紹介させていただきました。
ADVパートの選択肢をデザインをする際の参考になれば幸いです。