こんにちは!ちょこです!
今回は「英国人デザイナーが教えるアルファベットのひみつ」の書籍紹介です!
リンク:英国人デザイナーが教えるアルファベットのひみつ
著者はアンドリュー・ポセケリ氏です。
英国出身のグラフィックデザイナーをされているようです。
本の内容ですが、組版を紹介するような技術書といったものではありません。
大まかな内容としては、アルファベットのAからZまでのそれぞれの印象が述べられているものになっています。
文字のタイプフェイスだけではない、発音、使われている単語、文字の歴史などから考察されています。
日本語に置き換えると…
- 「ガギグゲゴ」のような濁点はなんだか強そう
- ビスケットのパッケージに書くなら「サクサク」か「さくさく」のどちらがそれっぽいか
- 漫画で使われるような擬音「オノマトペ」から得られる印象
といったものに置き換えられるかもしれません。
中でも興味深かったのは「Zは外国っぽい」という主張です。
理由として、英語の中でもっとも使われない文字であること、zが使われる単語が外国っぽさを想起させることがある、ということでした。こういったことがAからZまで書かれています。
「ゼルダの伝説」もアルファベットで書くと「Zelda」になります。
もしかすると、どことなく異国感を与える字面になっているのかもしれないと思うと面白くもあります。
このように文字の印象を知ることでデザインに活かせる部分があったり、デザインを説明する際の材料の一つになるかもしれません。
読み物としてかなり気軽に読める部類のものですので、購入するまで行かずとも図書館などで借りてくるでも良いかもしれません。
リンク:英国人デザイナーが教えるアルファベットのひみつ
以上です。
アルファベットについて雑学を得たい方の参考になれば幸いです!