こんにちは!ちょこです!
今回はデザインの書籍を紹介します!
紹介する書籍は「失敗しないデザイン」です!
リンク:失敗しないデザイン
2020年に発売された比較的新しめの書籍です。
著者は「やってはいけないデザイン」と同じ方です。
書籍の内容としては左側にBADデザイン、右側にそれを修正したGOODデザインが並ぶ構造になっています。
それぞれのデザインを比較することで、何が悪かったのか、どうすると良くなるのかが分かりやすくなっています。
動いてない画面をしっかり作れることが重要
内容をもう少し解説していきます。
書籍内で扱っているデザインは主にポスターやチラシといった印刷物を想定されています。
ソシャゲのUIデザイナーの場合ですと画面デザイン、訴求画像などに応用できると思います。ゲーム画面は動的に変化しますが、印刷物は変化しません。
時間軸といった情報を扱わなくて良い分、簡単だと思うかもしれません。
動いている画面を作る前に、まずは動いていない画面もしっかりと作れることが重要だと考えています。
デザイン未経験者、独学のデザイナー、フィードバックを出す側の方など、幅広くおすすめ
BADデザイン、GOODの解説は現場におけるフィードバックに近い印象を受けます。
- どういった点に注意するか
- どのように修正するか
といった点が中心です。
デザイン未経験者、独学のデザイナー、フィードバックを出す側の方など、幅広く利用できると思います。
主なフィードバック要素は以下の通りです。
- デザインの目的は何か
- 情報整理はできているか
- 視線の誘導はできているか
- ジャンプ率が意識されているか
- キャッチコピーは読み手に伝わるか
- 適切なフォントが選ばれているか
- 適切な行間が設定されているか
- 余白と整列ができているか
- 明度差があるか
- 高齢者のためのデザインは意識されているか
などです。
デザインには正解がありません。
書籍内でも触れられていますが、だからこそ目的が重要です。
何をどのように伝えたいのかといったことを意識させつつ、ひとつずつ要素を分解し、良し悪しを比較することで、より良いデザインができるように構成されています。
リンク:失敗しないデザイン
以上です。
チラシなど、動いていない画面のデザインをする際の参考になるかと思います。