こんにちは、ちょこです!
今回、私が購入した書籍の中から紹介する書籍はこちらです!
「悲劇的なデザイン あなたのデザインが誰かを傷つけたかもしれないと考えたことはありますか?」
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私も購入しています。
当時、ダークパターンの存在を知り、調べている内に案内された書籍だった気がします。
書籍の感想は以下です。
所感
- マインドを伝えている
- HCD(人間中心設計)のカテゴリに属する部類
- 組織やコミュニティの中でデザイナーの役割、貢献できることを模索している
- 図は少なく文字が多いので読むのに時間がかかるかも
こんな人にオススメ!
- 今やっている業務に対して悩んでいる人
- デザイナーとしてできることは何があるか知りたい人
- 業務範囲を広げたいがどうして良いか分からない人
- 良くないデザインの事例を学びたい人
…かな。
特定の用語を詳しく知りたい、とかではないように思います。
感想ピックアップ
ネタバレにならない程度に感想を述べます。
個人的に好きだったのは章の終わりにインタビューがある点です。
1章から7章まで、その章で取り上げたことに関連したことを、著名な会社のデザイナーに質問をしているコーナーがあります。
今読んだばかりのテーマに対して、別のデザイナーはどのような価値観を持っているのかが紹介されています。
例えば3章では、UIはユーザーの感情に配慮しつつ適切な情報提供ができている、という話が書かれています。
開発者の都合を優先し、ユーザーに無配慮にポップアップを出してしまっていないか、企業の利益を優先しKPIを良くするためだけのUIになってしまっていないかなど、どの現場でも発生しがちな事例が紹介されている。
これ対してAdobeのシニア・エクスペリエンス・デザイナーのインタビューが掲載されていました。
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文字が多いので、忙しい時や疲れている時はなんとなく眺めて読むくらいでも良いかもしれません。
興味があるようでしたらぜひ!