こんにちは、ちょこです!
今回、私が購入した書籍の中から紹介する書籍はこちらです!
「とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください!」
教科書みたいに小難しい内容は一切なし!
購入しました!ざっくり紹介します。
レイアウト | 配色 | フォント・文字組 | 画像配置 |
〇 | 〇 | 〇 | △ |
インフォグラフィック | 表・グラフ | ユニバーサルデザイン | 索引 |
× | △ | × | なし |
備考 | |||
# あしらい # 装飾 |
所感
- レイアウト、文字や文章、配色、ビジュアルの調整、というようにデザインの進め方が例で示されている
- 最初にデザインの4原則(コントラスト 反復 整列 近接)が分かりやすく紹介されている
- カーニングについてグラフィックツールを想定している程度の詳細が書かれている
- 写真の見栄えを良くするために、色調補正程度の画像編集のコツが紹介されている
- 主に文字周りの装飾、あしらいについて書かれており、楽しげなデザインが作れそう
こんな人にオススメ!
- デザイナー初心者、非デザイナーの方
-
ある程度クオリティのあるデザインを目指したい方
「素人っぽく見えないデザインのコツ」と謳っている通り、脱初心者がゴールなのかな。
感想まとめ
感想まとめです。
デザインの4原則に則ってデザインの基礎的な知識が紹介されています。非デザイナーの方、初心者にとっては十分な内容だと思います。
教科書のようにフォーマルな見せ方ではなく、カジュアルで手に取りやすい見た目になっているのもこの書籍の特徴のひとつです。
個人的に興味深く感じたのは以下の3点です
- 年齢層による文字の大きさの目安
- 文字周辺に使用する装飾などの紹介
- 写真の見栄えを良くするための加工のコツ
1:年齢層による文字の大きさの目安
A4サイズを基準にした子供、成人、高齢者別に読みやすい文字サイズの目安が紹介されていたのは興味深かったです。
恐らく72dpiを基準にしているかと思いますが、その他諸々の専門的な根拠は省かれて結果のみ書かれています。「小難しいこと一切なし」と宣言している通りでもあるし、結論のみでも十分役立つと思います。
数字の妥当性を検証したい方もいるかと思いますが、むしろここで重要なのは数字の妥当性だけではなく、ターゲットを意識させることだと考えます。
2:文字周辺に使用する装飾などの紹介
また、読ませる文字と見せる文字に注目しているためか、文字のあしらいについてページが多く割かれています。
具体的には、可読性は低いが可愛く、あるいはオシャレに見えるフォントの紹介。
文字の周辺に利用するリボンや吹き出しなど、世界観を表現するためのマークの紹介などです。
文字情報だけだと簡素な印象を受けるため、このようなビジュアル面で世界観を伝える視点も重要な要素かと思いました。
3:写真の見栄えを良くするための加工のコツ
他には、配置する写真を見栄え良くするために色調補正やコントラストなどが中心にまとめられているのも興味深く読めました。
普段アプリで食べ物や風景など写真を加工する人にとってはお馴染みなのかもしれませんが非常に重要なテクニックかと思います。
デザインの入門書はいくつも出ていますが、過去に出版された書籍との差別化、住み分けをする意図を感じました。
他の書籍も以下にまとめています。良かったらご覧ください
以上です。
デザイン初心者の方にオススメする書籍を検討する際の参考になれば幸いです。