こんにちは、ちょこです。
「アークナイツ」の図鑑の下位階層にキャラクターのプロファイル画面があるのですが、そこで面白い挙動があったので紹介します。
右側にあるボタンをタップするとそれぞれ「プロファイル」「ボイス」の情報が表示されます。
▲動くとこんな感じ
このようにプロファイルとボイスのボタンの位置が動的に切り替わり、情報を閲覧しようとした際、指の移動距離がゼロで済む、という特徴があります。
ここで謎に気付く
書いてて気づいたのですが、この挙動、スマホではなくPCでマウス操作した時の方が利便性高いですね。
というのも、情報開いておいて、その情報を見ずに切り替える、というのはイレギュラーな操作です。どちらかと言えば情報を閲覧するためにスクロールなりするのが期待結果としては正しいので、スマホの場合は一度画面から指が離れるんですよね。
そうなると指の移動距離がゼロというメリットが消えてしまいます。
▲情報を表示した以上スクロールするので指が画面から離れる
…と言う疑問が浮かび、よく考えてみると他にも腑に落ちないデザインがいくつかあったので列挙してみます。
プロファイル画面の謎
1:なぜ初期状態で情報が展開されていないのか?
画面遷移直後の初期状態の時に情報が閉じてるのが謎です。
▲画面遷移直後
こんな感じで閉じられてるんですよね。
▲情報が閉じてる
いわゆるタブのデザインにしてしまえば情報を展開する手間が省けます。
展開すれば手数が一手省けるメリットがあります。
▲この状態だとプロファイルを開くのに必ず一手必要
▲これが初期状態だと一手省ける
それを避けたということはこのデザインを採用する理由があるはずなのですが、ちょっと分からず…。
お問い合わせ画面のように見出しと詳細が並ぶUIではありますが関係なさそうですしね…。
▲お問い合わせ画面の挙動と同じ
機能のロックとかされてるのかな…。現時点では謎のまま。
2:なぜアイコンのデザインが同じなのか?
もう一つの謎が使われているアイコンが被っていることです。
「絵師」と「プロファイル」
「声優」と「ボイス」のアイコンが同じものです。
▲「プロファイル」「ボイス」
▲「絵師」「声優」
そもそも徹底的に世界観にこだわっている開発陣が、ここに「声優」や「絵師」といった情報を表示させることに迷わなかった…?
世界観より優先してゲーム中に現実世界の情報を表示するだろうか…?
これにより彼女たちが作り物になってしまうような気がしました。
世界観や没入感と相反する情報を表示させ
アイコンのデザイン被りをされているのは正直結構雑な実装です。
どこかから無理やり実装指示が降りてきて実装担当者が不貞腐れているとしか思えない…。謎が残ります。
3:なぜ背景をアニメーションさせていないのか?
最後は他と比べて少し小さな謎です。
強化画面とプロファイル画面の背景は同じデザインです。
しかし、強化画面の方はアニメーションしているのに対して、プロファイル画面の方は固定されています。
▲背景のドットパターンが右にゆーっくり動いています。
それに対してプロファイルの画面では背景は動きません。
▲プロファイル画面の背景は動かない
これは考えても分かりませんでした。
ここは描画負荷を懸念するような場面でもありません。むしろ動かしたほうがゲーム的には良いデザインになります。
何かの規則性でもあるのかな…。
これも謎の実装です…。
おしまい
以上、図鑑画面に関するデザインの疑問点を書いてみました。
すべてのデザインに必然性を求めるのはナンセンスですが、世界観や没入感に拘りぬいたタイトルだからこそ、ちょっとした実装の違和感に必然性を見出してしまったのかも。