こんにちは、ちょこです。
「アークナイツ」にてスタミナ配布のキャンペーンがあったのですが、バリエーションが用意されていて凝っていたので紹介します。
ただ配布するのではなく、キャラクターからの差し入れ、というコンセプトが設定されています。
丁度今の時期だとバレンタイン企画でキャラクターからアイテムが貰えるソシャゲもあると思いますが、それに近い印象かも。
バリエーションがある理由
バリエーションがある理由ですが、システムではなく世界観に寄せているからだと考えられます。
以下、世界観寄りになっている箇所です。
- 運営からではなくキャラクターから手紙が届く設定
- 手紙なので文面が毎回異なる
- 配布アイテムが理性(スタミナ)そのものではなく、スタミナを回復するアイテムである
- そのアイテムはキャンペーンに沿ったものである
などです。補足します。
1:運営からではなくキャラクターから手紙が届く設定
これは単純接触効果に近いかも。
「報酬を受け取る」という心理状態から「キャラクターとコミュニケーションを取りたい」心理に変化するように感じました。
一方的なコミュニケーションではあるので、少しいびつな気がしないでもないけど…w
2:手紙なので文面が毎回異なる
これは新奇性かな…。毎回変化があるのでログインが楽しみになります。
▲「友達」って誰だろう?その内登場するのかな?
というように設定をほのめかし、ユーザーに関心を持たせることも可能。
3:配布アイテムが理性(スタミナ)そのものではなく、スタミナを回復するアイテムである
ここで配布しているのは「キャラクターからの差し入れ」です。
このアイテムの効果は「理性の回復」です。そういったひと手間が世界観へのこだわりに感じられます。
4:そのアイテムはキャンペーンに沿ったものである
なんでもかんでももらえれば良い、というわけじゃないですよね。
今回の場合「キャラクターが作成した新商品の試供品」という設定です。
こういった実装は手間がかかる
こういった実装は単純に手間がかかります。
「運営からのプレゼントです」といった汎用的な文面であれば、必要なアイテムの配布だけで済みますが、キャラクターからの配布である設定だと…
などである、と推測します。
慣れてくればキャラクターの指定と文面を考える時間はある程度短縮可能です。
しかし、ローカライズが入ると
- やりとりに時間がかかる
- 翻訳者によって意図が汲み取りきれない可能性
- 誤字チェックなどコストも増える
などの引継ぎづらい業務のコストがあがります。
イベントやキャンペーンのようにある程度事前に時間を見積もっておいて実施しないと大変そう。
最後に、メールのバリエーションを紹介して締めたいと思います。
▲「塩卵味のチョコ」というキワモノが好みである、ということが分かって楽しい
▲パッケージにも「SALTED EGG」と書かれている
▲医療部のオペレーターと交流があること、スタイルよりも食欲を優先する性格であることが伺える
▲オペレーターの身体を心配する優しさが伺える
▲世界観や設定に関する情報
▲語尾に「!」が多用され、彼女が嬉しそうな様子がうかがえる
▲今後のキャンペーンもあるように期待させる文面を残しておしまい