こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマで毎日ゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。
今回は「魔法使いの約束」、通称「まほやく」の育成のオート機能を紹介します。
該当の画面はこちらです。
設定画面だけ見ても分かりづらいですよね…。
まずは育成パートの画面を紹介します。
こんな感じで任意のキャラクターを1人を育成するゲームです。
ゲームに慣れている人であれば、ゲーム画面を見るだけでゲームのジャンルや詳細なルールが想像できるかもしれません。
ゲーム中の説明画像によると…
1:ガチャでカードをゲットして、育成に連れていく
2:育成中にパラメーターや特性を獲得すると個性的な姿に覚醒する
3:育成をした後は覚醒キャラを連れてミッションやメインストーリーを読もう!
まとめると以下の流れですね。
- ガチャでカードをゲットして、育成に連れていく
- 育成中にパラメーターや特性を獲得すると個性的な姿に覚醒する
- 育成をした後は覚醒キャラを連れてミッションやメインストーリーを読もう!
1行にまとめるならこんな流れです。
ガチャでカード獲得したら、育成してミッションにチャレンジするかストーリーを読もう!
という感じでしょうか。
つまり「魔法使いの約束」の最終的な工程はメインストーリーを読ませることです。
実際「魔法使いの約束」は魅力的なキャラクターが特徴のゲームです。
ユーザーも強いキャラクターを育成するのではなく、ストーリーを読みたいと考えています。
育成はあくまで過程でしかないのですが、何度も周回を求められるため、ストーリーを読む前に手間がかかります。
育成が楽であればまだ良いかもしれないのですが、パラメーターを見て最適な選択肢を選ぶことが求められます。また、選択肢は確率によっては失敗することもあります。
基本無料のソシャゲの場合、ユーザー層の幅広さ、短い時間で遊べる配慮など様々な特性が関係しているためか、遊べるゲームの難易度や手間を減らして、素早く結果を表示する傾向があります。
また、運用を継続するという観点で、基本的にはコンシューマより多くの周回を求められる傾向があります。
そういった傾向があるためか、難易度と手間を省くような機能を実装する優先度は高まります。
「魔法使いの約束」の育成の場合、育成のオート機能が用意されていました。
育成のオート機能を使うと、ユーザーは一切操作せずに育成開始から完了まで自動的に進行します。
お待たせしました、ようやく育成のオート機能の紹介です。
育成のオート機能の設定画面は以下です。
オート機能にある主な設定項目は主に以下の5つです。
- シナリオは省略するか
- 選択肢は自動で選ぶか
- どのパラメーターを重視して育成するか
- スタミナがどの程度減ったら回復するか
- ボスが登場したら戦闘するか
結構シンプルじゃないかなと思います。
大変便利なオート機能ですが、万能機能と言うわけではありません。
例えば、利便性を重視する意見が出る点です。
オート機能を有効にすると基本的には見ているだけになります。
見ているだけになってしまうと、ユーザーによっては効率性を重視する観点で、オート機能ではなく育成のスキップ機能を求める声も出てくる可能性が高くなります。
そうなるとスタミナを消費してランダムで育成結果を表示するだけになってしまいます。
スタミナを消費して報酬結果を表示するゲームも見たことはありますが、上手く取り入れられるかはゲームスキームによるのかなと思います。
少なくとも「魔法使いの約束」のようなキャラクターや世界観を重視するゲームの場合、そこまで効率重視に偏ってしまうと、世界観に触れる接点が極端に限られてしまい、没入感を高めることが困難になってしまうことが考えられます。
仮に育成を手間だと感じるのであれば、スキップ機能の実装ではなく、育成の手間を楽しませる方法も同時に考えたいところです。
以上です。
育成パートのオート機能の実装を検討する際の参考になれば幸いです。
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他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。
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