こんにちは、ちょこです。
「創世記戦:アンタリアの戦争」の導線設計が綺麗だと感じた部分があったので、紹介します。
導線には目的があります。
今回の記事で扱う導線の目的は以下の2つとします。
- ユーザーの問題解決
- 商品の購入
そして、適切に導線設計がなされていると、以下のようなメリットが考えられます。
- ユーザーの問題解決の手間が短縮される
- 商品の購入につながりやすくなる
- 離脱率が抑えられる
などです。
どれも魅力的なメリットです。
では、「創世記戦:アンタリアの戦争」の場合、どういった導線設計をされているか見てみます。
まずは問題解決についてです。
「創世記戦:アンタリアの戦争」での問題はユーザーの行動に対して何かしらの制限や条件がある場合、それが実行できない、という問題があげられます。
具体的には以下のような時に問題解決のための導線が設計されています。
- 強化に必要なアイテム、またはリソースが不足している
- コマンドを実行するための条件が達成されていない
そういった何かしらの問題が発生したとき、問題解決のための導線が表示されています。
赤く目立つデザインになっているのも工夫されていることかな、と思います。
アニメーションでみるとこんな感じです。
このように赤い矢印を追うと問題解決のためのページに行き着くように設計されています。
遷移のストーリーとしては大まかに以下のようになります。
「ゲームの進行に詰まる」
なぜならば…
- 育成ができていない
- 育成リソースが足りていない
- 攻略に有利なキャラがいない
- 育成するための条件が達成されていない
- プレイヤースキルが低い
などの理由があげられます。
ゲームをプレイして最もストレスがかかるタイミングは「ゲームの進行に詰まる」といっても過言ではありません。
ですので、そのタイミングで問題が解決するための手段を提示するのは効果的です。
「創世記戦:アンタリアの戦争」の場合、導線を設計するだけではなく
- 遷移が素早くストレスが少ない
- ショップかクエストが最終的に辿り着く導線設計
- 導線の中でも優先度をつけて目に留まりやすくしている
などの工夫が見られます。
以上です。
導線を設置する際の参考になれば幸いです。