こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームのUIを見てみよう!」というテーマでゲームを紹介しています。少しでもゲームのUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。
今回は「ブラック・サージナイト」のゲーム設定画面にあるスライダーのUIを紹介します。
該当の画面はこちらです。
サウンド設定や、画質の設定、fpsの設定などが行える画面です。
この画面で特徴的なのはこちらのスライダーです。
スライダーは横長にデザインされ、上下に配置しているゲームが多いのですが、
「ブラック・サージナイト」のスライダーは縦長にデザインされ、左右に配置しています。
操作するとこんな感じで動きます。
このデザインは他のゲームのデザインと異なるため、多くのユーザーのメンタルモデルには則していないと考えられます。
なぜ、縦長のスライダーを採用したのか、理由を推測してみたいと思います。
まず、操作してみた感じ以下の特徴があるように感じました。
- メンタルモデルと異なるため、違和感を感じる
- 左指だけでスライダーが操作できる
- 画面の左右で情報が分断されている
とかななー…。
操作として不便に感じる部分は特にないのですが、直感的な違和感はちょっと気になります。
既存のゲームと比較して考えてみようかな…
「アークナイツ」の場合はこんな感じのデザインでした。タブでオプションの項目が分かれているのが分かります。
ん~、もう一度「ブラック・サージナイト」のデザインを見てみます。
改めて見てみると以下の特徴に気付きました。
- 項目をタブで分けてないため、手数を省略することが出来ている
- タブを分けると、設定したい項目がどのタブに含まれているか分からない場合があるが、タブ分けしないことで目的の項目が見つけやすくなっている
- サウンド調整が常に操作できる位置に表示されている
そう考えると、このデザインにすることによって操作する際の手数の省略に繋がっているように感じました。
縦長のスライダーを採用することは、既存のオプション画面の問題を解決するためのアプローチであったのかもしれません。
以上です。
オプション画面の課題や解決するためのデザインを思案する際の参考になれば幸いです。