こんにちは!ちょこです!
「神無月」に自分でスタンプが作れる機能がありました。
スタンプ機能があるだけでも凝っている部類なのに、自分でスタンプが作れる機能まであるとは…。
先日紹介した「フィギュア機能」や「ストーリー中にコメントを流せる機能」もかなり変わった機能だったし…。
全体的に気合が入ってるますね、このゲーム。
ちなみにスタンプ制作機能については以下のような実装になっているようです。
- 初期設定では8個のスタンプ枠があり、空き枠を開放するには少量のダイヤが消費されます。
- スタンプを作成する時は、スペースを使わず、5文字まで入力できます。
- 完成後に、スタンプを保存するには少額なコインが必要です。
- スタンプはアバターの表情から作成されるため、早く集めましょう~
とのこと。
作成する工程としてはこんな感じです。
まず使用可能なキャラと表情を選択します。
その後、5文字以内でテキストを入力します。
そのテキストの配置場所を上下左右の4か所から選択して確定します。
作成したスタンプはチャットに使えるようになります。
以上が機能の紹介です。
UIとしてこのスタンプを作成する機能を評価してみます。
まず、目的としては
- キャラクターの魅力の訴求
- ユーザー間のコミュニケーションの促進
などと考えます。
『キャラクターの魅力の訴求』については「推し」のスタンプを作成することにより、ユーザーの満足度が高まると考えられます。
公式で用意する場合、どうしても主要キャラのものが多くなります。
活躍する機会が少ないキャラや、新しく追加されたキャラのスタンプが追加されることは稀です。
せっかく好きなキャラクターが出来ても、必ずしも公式スタンプが作成されるとは限りません。
であるなら、推しのスタンプをユーザー自身が作成できる機能を実装すればユーザーは満足するのではないか、という推測です。
『ユーザー間のコミュニケーションの促進』については、チャットは文字だけではなく、スタンプを使ったコミュニケーションも活発である、という状況です。
スタンプは文字だけだと伝わりづらい感情を伝えることもできます。
そういった表現豊かなスタンプをユーザーが作成、使用することにより、活発なコミュニケーションの発生を狙ったのかな、と推測します。
アドベンチャーパート中のコメント表示機能もユーザー同士のコミュニケーションを狙っているように見えるので、開発者としてはそういった方向でゲームをデザインしてたのかもしれません。
いずれも推測ではありますが、UIとして見たときに面白い試みだと感じました。
2020年時点のソシャゲは2010年頃よりも明らかにソーシャル要素が希薄になっています。
時代は回るので、もしかすると以前の様なソーシャル要素が求められるタイミングになってきたのかもしれません。
以上です。
ユーザー間のコミュニケーションをデザインをする際のヒントになれば幸いです。