こんにちは、ちょこです!
今回、私が購入した書籍の中からゲームUIデザイナーさん向けに紹介する書籍はこちらです!
「あるあるデザイン」
ポスターやバナーなどのグラフィックデザインを作成する時のヒントになりそう!
記号化したパターンで覚える
書籍の特徴として、代表的な構図やパターンを言葉で紹介している点があげられます。
例えば「シンメトリー」みたいな感じで紹介されています。
実際には以下のように口語でキャッチーな言葉が並びます。
- だいたいツートーンでいける
- ナナメスタイリッシュ
- 線で囲む
一言コメントで目的を再確認
また、見出しの言葉だけではデザインの効果までは十分に補えないため、そばにはこの表現によって見ている側にどのような印象を与えるかなどが、一言コメントが書かれています。
これにより見た目と目的が一致しているか確認することができます。
ただ、あくまで補足程度のコメントであるため、非デザイナーの方にとっては説明が不十分に感じる人もいるかもしれません。
初心者でも見やすいデザインパターン
紹介されているデザインは割とシンプルなデザインで構成されているように見えます。
実際に存在する広告のようなデザインというよりは、もう少し簡素なデザインです。
シンプルなデザインだからこそどのような要素で構成されているのかが分かりやすく、デザイン初心者の方でも見やすいのではないかなと感じました。
豊富な45種のデザインパターン
紹介されているデザインパターンは45種と豊富です。
高度なデザインを求められていない場合はこれで十分な量だと思います。
オーソドックスなデザインを外れた奇抜なデザインは、採用する意味があれば良いかもしれませんが、使いどころが難しい場合が多いかと思います。
紹介されているデザインパターンを組み合わせたり発展させることも可能なので、まずはよくあるデザインを見て、参考にするのが良いかと思います。
トレンドは控えめ、汎用性は高い
紹介されているデザインパターンを見た感じ、トレンド要素はかなり控えめかも…?
私も十分に追えてはいないのですが、流行りの配色やデザインツールの機能に大きく依存するような表現は無いように見えます。(Aというソフトを使えば可能だが、それ以外のツールだと非常に手間が掛かるようなデザイン)
結果的に汎用性の高い構図を厳選して紹介しているように見えます。
トレンドが含まれているとデザインの寿命としては短くなる気がしているため、汎用性が高いデザインが多く紹介されているのは個人的にはありがたく感じます。
以上です。
他の書籍も以下にまとめています。良かったらこちらもご覧ください。